葬儀

11月24日金曜日

 

 

前日、葬儀に参列した。その人が自分にとってどんな存在なのか、最後までわからないままだった。どんな言葉でも定義できない。空っぽで何も考えていないからかもしれない。大泣きしている人の横で、羨ましいような気持ちになる。

 

文学フリマで買った本を少しずつ読み進めている。主に日記本を購入したのだけれど、人の日記を読むのはおもしろい。間接的に人の生活を覗いている(?)と考えると、それをおもしろいと感じる自分が少しこわいけれど、日記=生活というわけでもない。日記は生活の中で起きたことを記録したものであることが多いけれど、何を書くか(書かないか)、どんなふうに書くかは書き手に委ねられている。

 

 

『正欲』の映画を観てからVaundyが歌っている主題歌が頭から離れない。繰り返し聴く。

 

 

うまくいかないな、まずいな、失敗だなと思うことを、無かったことにしないこと。まるごと存在を認めること。良いことも、悪いことも、全部が生活なのだ。歩みを進めたい。