役割

11月25日土曜日

 

 

仕事でよく分からないことに巻き込まれる。力の限り絞られたぞうきんみたいな心境になる。それぞれが言いたいことを言っていて、仕事だから、それを私が聞く役割であるだけ。みんなに言いたいことを言う権利がある。だから誰も悪くない。でも意見が合わない。

同僚から声をかけられて業務の進捗を尋ねられる。でも頭の中の整理ができておらず気持ちが焦ってくる。危なっかしいから声をかけてくれているのか。その声かけにいつも追い詰められる。帰りたくなって、でも帰らなかった。

 

すべては自分の言動や判断や受け取り方次第だ。周りの他人たちを変えることはできないのだから、自分が大丈夫になるしかない。給料をもらって生きていくには、職場に馴染めたほうが良いのに、いつも、どこにいても居心地の悪さを感じてしまう。これは転職したとしても同じで、私が変わらない限りは同じようなことで悩み続けるのだろう。新しい上司は部下より先に帰る。早く寝ようと思うのに愚痴が止まらなくなった。後悔する。

 

結構長く生きてきたのに、独りで誰ともつながれず、どこにも居場所を作れなかった。今はもう接点のない迷惑をかけてきた人たちのことを思い浮かべる。それでも、誰かにとっての不正解を生きていくしかない。