正欲

11月15日水曜日

 

 

朝から外出。寒いのでバスを利用する。街まで出て映画『正欲』を観た。

 

原作を読んでいて、ちょうど読み終わったところだった。新垣結衣がこの役をやっていることに驚いた。

桐生夏月と磯村勇斗演じる佐々木佳道との関係は奇跡であり、現実には到底得難いものだと感じた。磯村さん、いい俳優さんだな。そして神戸八重子の強さに頭をがつんとやられた。

 

どんな立場にいても生きることは困難で苦しいものだと思った。そして人間はどうしたって人と関わって生きてゆくことからは逃げきれないことを思い知らされた。どうしたってひとりで生き切るのは不可能みたいだ。

けれど誰と居ても人はひとりだ。寂しい。何をどうしたって完全に理解しあうことはできないし他人と混ざることはできない。それでも共通点を探して繋がって生きる。お互いの正しさがぶつかり合っても絶対的な正邪はなくてそれぞれに正義なのだ。

 

 

あらゆることから逃げてきた私にはすべて実感のないことだった。

 

 

 

買い物をして帰宅。決算賞与がでたので両親と山分け。分けると少しになる。

 

 

夜は外出して21時頃帰宅。

録画した音楽番組で最近好きになったグループを見る。今も充分人気なのだが、名の知れた音楽番組に出ることが難しいらしく、もっと売れてほしいと願う。その反面で虚しい気持ちにもなる。

 

姉とLINEをしてから23時過ぎに就寝。