日記(5月6日〜7日)

6日(月)

 

仕事。お尻に火がついた毎日。

うんざりするけど、やるしかないのでやる。

辞めたければ自分の責任で辞めればいいだけ。

昇進祝いの打診。ああ、会食恐怖のことわかってもらえないね。

これで醜態晒したら、こりゃだめだって気づいてくれてしまうのだろうか。

残業はやっぱりできない。健康診断の前日だけど我慢できずに遅い時間に食事をした。

 

7日(火)

連休明けだから覚悟はしていたけど、想像以上に電車が遅延した。人身事故ではなく急病人救護の続出によるもの。見越して早めに出ていたので時間には間に合う。今回から問診がウェブに変わって、受け付けの人が減っていた。システムに代替された労働力について考える。

検診はベルトコンベアに乗っている感じで楽しい。終わってサンドイッチが食べたくなりサブウェイに行った。外食のリハビリ。普通に食べれた。店員さんは2人とも外国の人で、自分がマイノリティに感じる。繁華街の路地を抜けて金券ショップで換金。なんか個室に入らされて驚く。前はカウンターで金額提示されただけで3分で終わった。もう何年も前だからかな。盗品かどうかを確かめるように、いかにもな格好をした若い店員さんが話しかけてくる。話に矛盾がないかを確かめるんだろうか。今回学んだことは商品券の換金は速やかにすること。ていうか商品券のまま使えばいい。バカなことをした。高い勉強料金と思う。

 

そのあとキーケースを買いに行った。ずっとずっと前から目をつけていたブランドで、財布が欲しかったけど、今は会社の鍵をしまうためのキーケースが優先。前から香水も欲しくて何気なく購入。なんか資本、消費、インバウンド狙い、って感じの広い店内にあらゆるブランドがひしめき合う感じが壮観だった。この販売員たちはここで買い物はできるほどの賃金を得ているのだろうか。

 

本当は欲しくないのに買ってしまう方が多いと感じた。本当に欲しいもの、本当に食べたいもの、本当に好きなもの。できるだけそれだけを選びたい。

 

寄り道しながら帰宅して、たくさん食べる。これもやめたい習慣なのに止まらない。夜は講座の1回目。何言ってるか半分くらい分からなかった。親の言動に腹を立てることなく、何か言われても、合わないね。で飲み込めるようになってきた。今だけかもしれないが。買い物をしたことも仕事の出来事も、休日に元同僚に会ったことも何も言ってない。人事があったことも言ってない。聞かれたら答えるけどそれだけ。それが正常なんだ。これまで本当に全部話してたけど、気味が悪いね。どこまでも他人なのに。甘えすぎた。長すぎた。夜中にアイスやお菓子を食べまくる。すぐ寝ると体に悪いから寝ないで起きてる。四時過ぎまで起きていた。馬鹿だ。

 

たくさんドラマを見る。アンメットも、朝ドラも、9ボーダーも面白い。けど一番は燕は戻ってこないだ。早速2話を観る。富田靖子さん演じる叔母の言葉が印象的だった。そうなんだよね、マジョリティに擬態することで得られるものがある。あえて目立つ属性に身を置くことの苦しさだね。うちの両親はまさにそれで、マジョリティ側に見えるけど中身が伴ってないから、姉も私も結構やばい感じに仕上がった。まあ今更です。自ら矯正するタイミングはたくさんあった。それをしなかったのは私だ。

 

これまで生きてきたわたしの人生で、どの場面でも、どの輪にも入れなかった。だから今、参加できるコミュニティはない。仕事はあるけど深くはない。みんないい人だけどわたしはいい人じゃないから馴染めない。けれどこの現実も自分の選択の結果だ。親でも学校でも誰のせいでもない。同級生だって他人。親友と思ってたら人も他人。距離感の考え方間違えちゃってて、それでこれまで恨んでたひともいたけど、そもそも自分と他人は違うし、思ったよりも距離があるものなんだ。それがわかったらなんか納得した。下駄履かされたりを他力本願ではなくてじぶんの身の丈を知って身の丈の生活をするしかないのだ。いやでもやるしかないし、やらなきゃいけないことを目の前のことを、ウジウジしてないでやるんだよ。できないじゃなくてやるんだよ。

 

 

仕事絶対やらないと間に合わないけど、気が向かない。上司、自由に残業させてください。9ボーダーの主人公みたいにやめますって言ってみたいけど自分の現在地を認識してぶをわきまえて、その上で目的地を決めて、どうするかは本当にわたしが決める。頭ぼんやりさせてちゃいけない。基本他人。優しい上司には優しくする理由がある。わたしに優しくして得する何かがあるのだ。

 

 

早く引っ越そう。